ドイツではここ数年、伝統的ドイツビール以外のビアスタイルに目覚め、従来ドイツにはなかったスタイルのビールを醸造する醸造所が増えてきています。
特にビールの都ミュンヘンでは大手メーカーが圧倒的なシェアを占めている中で「新しいバイエルンビールの文化を！」と創設されたブランドが「CREW Republic（クルーリパブリック）」です。
2011年創業のまだ新しい会社です。
まだ小さなブルワリーですが、地元ミュンヘンの若者からは早くも絶大な人気を獲得し、市内の人気バーではCREW Republicのビールを飲む若者で溢れています。
彼らのビールは決してアメリカの真似をしているわけではありません。リスペクトはしていますが、その味わいには全てに共通して「モルトの大切さ」を感じさせるものがあり、あくまでも骨の髄はジャーマンであることがわかります。

まさにビール界の「ネオ・ジャーマン」です。

キゾチックなホップが香るクラシックスタイルのIPAビールです。
ホッピー、柑橘類、草のような香り。クリアで濃い金色。柑橘系のホップがたっぷり。ややモルト感が残っています。
トロピカルやシトラスのようなアロマが素晴らしく従来のドイツビールには無い新しいテイストのドイツビールとなっています。